文鳥の飲み水は、水道水かミネラルウォーターか?
公開日 最終更新日 | 食・健康
文鳥の飲み水は水道水? それともミネラルウォーターを与えた方がいい?
専門書や動物病院の医師の見解を踏まえてご紹介したいと思います。
飲み水に関するさまざまな見解
塩素などが含まれる水道水は、文鳥にとって悪影響はないのか心配になると思います。
小動物も専門に扱う獣医師に聞いてみたところ、水道水で問題ないとの回答でした。
文鳥の専門書でも、水道水で問題ないとの記載があり、もしミネラルウォーターを与える場合は、硬水ではなく、文鳥の原産地であるインドネシアと同じ軟水を推奨しています(日本の水道水は地域により異なりますが、ほとんどが軟水です)。
※硬水はミネラルが多いため、下痢を起こしやすいと言われています。
ネットの情報では、水道水をそのまま与えるのではなく、浄水器を通した水を与えているなどの情報もあります。
水道水のメリットやデメリット
水道水は塩素が含まれているため雑菌の繁殖を抑えることができると言われています。
水は最低でも1日に1回は交換する必要がありますが、次の交換までに雑菌が繁殖しにくいのは、ミネラルウォーターや浄水器の水にはない、水道水のメリットです。
水道水は、季節、地域、川の水質によって塩素濃度が異なります。
また、集合住宅の場合、貯水タンクの状態によっては雑菌が繁殖している可能性もあります。
水道水の安全性について不安な要素があれば、軟水のミネラルウォーターを与えるのもひとつの方法ですが、基本的に日本の水道水の品質であれば、安全性について必要以上に心配しなくてもよいかもしれません。
まとめ
賛否はあるかもしれませんが、雑菌の繁殖を抑えられること、そして獣医師の見解から、水道水で問題ないと考えます。
水質の他にも、毎日新鮮な水を与えること、水入れを綺麗に洗い清潔に保つなど、文鳥に気持ちよく生活してもらうことも大切です。