文鳥の一日
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人間の家で生活している文鳥の一日を見ていきましょう。
起床
野生の文鳥は朝6時頃に目覚めますが、家の中で生活している文鳥は、人間の起床時間に合わせて起こしてあげます。ただし、朝8時くらいまでにはケージを覆っている布を外して、朝の光を浴びさせてあげましょう。人間が昼まで寝ていて、文鳥を暗いまま過ごさせるのは生活リズムを崩してしまうため厳禁です。
午前
文鳥は目覚めるとご飯を食べ、水を飲み、時間をかけて羽のお手入れをします。午前中は、ゆっくりと過ごし、しばらくして暖かくなってくると水浴びをはじめます。(放鳥のときに水浴びをする習慣の文鳥は、水浴び器をケージにセットしても水浴びをしないかもしれません)
午後
お昼寝をしたり、歌を歌ったり、ブランコに乗って遊んだりと、自由に過ごします。
人間が帰ってくると、1日で一番楽しい放鳥タイムです。文鳥と触れ合って、21時頃までにはケージに布を被せて就寝させます。
野生の文鳥は18時頃に就寝しますが、仕事などで日中に放鳥の時間が取れない場合は、帰宅してから放鳥し、就寝時間を少しずらすなどして調整してあげてください。
放鳥時間は1時間ほどが良いと言われていますが、文鳥にとって放鳥は、ストレス解消になりますし、パートナーと一緒に過ごすことができる大切な時間です。
文鳥を踏み潰すなどの事故が起きないように集中力を切らさないこと、就寝時間が遅くなりすぎないことを条件に、できるだけ触れ合いの時間を確保してあげると文鳥は幸せかもしれません。
まとめ
上記の生活リズムは、あくまでも一例です。
理想は、野生の文鳥になるべく近いリズムで生活できるようにサポートしてあげることですが、睡眠時間にとらわれすぎるあまり、放鳥を全くしないのは逆にストレスを与えてしまいます。日中仕事などでやむを得ず家を空ける時間が長い場合は、できるだけ文鳥との触れ合いの時間(放鳥の時間)確保してあげながら、睡眠時間を調整してあげましょう。