文鳥の一生
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卵から生まれて、老鳥になるまで、文鳥の一生をご紹介します。
卵が産まれる
文鳥は1日1個くらいのペースで、1週間で5~6個ほどの卵を産みす。
孵化
卵が産まれてから、20日後くらいに孵化します。
幼鳥
生後(孵化してから)30日くらいで羽毛が生えそろい、この頃から飛べるようになります。
生後30日くらいから(84日くらいまで)さまざまなことを覚える学習期に入ります。この学習期にフィーリングの合った文鳥や人間をパートナーとして選びます。
換羽期
生後2か月くらいに、古い羽が抜け落ち、新しい羽に生え変わる換羽が始まります(換羽の始まる時期には個体差があります)。
若鳥
生後3か月くらいで羽が生えそろい、成鳥と同じ見た目になります。この頃を若鳥と呼びます。
親離れををするのもこの時期です。この頃から縄張り意識が強くなるため、ペアの文鳥でなければ別々のケージにしましょう。
生後半年で繁殖が可能になりますが、文鳥の体の負担を考えて、適齢の1歳になるまで繁殖は控えた方が無難です。
成鳥
生後1年半くらいから成鳥と呼びます。1~4歳くらいが文鳥にとって最も活動的で充実した時期になります。
成鳥になっても、年に1~2回の換羽があります。
老鳥
7歳を過ぎたくらいから老鳥です。
文鳥は日々の生活で、人間とのコミュニケーションやさまざまな経験して、年齢を重ねるほど賢くなります。
老鳥になったら温度・湿度管理を今まで以上に注意して、できるだけ長生きできるように大切にしてあげましょう。文鳥は健康であれば、10年以上生きることも可能です。
まとめ
文鳥は25g前後と小さい体にも関わらず、健康に過ごすことができれば10年以上生きることも可能です。
長寿をまっとうするには、飼育環境や食生活、病気への気付き、飼い主である人間の愛情が不可欠です。
小さい動物なのに長生きと思うかもしれませんが、年月が経つのは早いもの。文鳥との楽しい時間はあっという間です。素敵な関係を築いて、かけがえのない文鳥生活を楽しんでください。