文鳥の性格
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文鳥は怒りっぽいとよく言われますが・・・確かにその通りです。
でも、性格が悪いというわけではなく、その他に魅力的な部分がたくさんあって、文鳥のことを知れば知るほど、怒ってくることすらかわいく思えてしまいます。
それでは、文鳥の性格をもう少し詳しくご紹介します。
気が強い
自分より体の大きい人間にもケンカを挑んでくるほど、気の強い性格。
そして好き嫌いが激しく、気の合わない相手とはあまり仲良くなろうとしません。
それでも、自分に対して優しく接してくれる相手には、例えパートナーでなくても手や肩にとまってくれたりと、仲良くなれる可能性は十分にあります。
威嚇されたり噛まれたりしても、おおらかに接して、たくさんの愛情を注ぐことで、きっと仲良くなれるはずです。
甘え上手
心を許した相手にはとことん甘えます。
パートナーが歩くとあとを追ってきたり、別の部屋に行くと飛んできたり、手の中に入ってきたり、とても甘え上手です。
気が強くて怒りっぽい反面、たくさん甘えてくれるところが文鳥の魅力でもあります。
臆病
気が強いという一面はありますが、実はとても臆病な動物。
自然界では、捕食される側の鳥なので天敵からの恐怖を感じながら生きています。
人間が文鳥を追いかけたり、大きな音を出すことは、文鳥にとって大きなストレスになります。
穏やかな環境で文鳥を安心させてあげましょう。
気持ちの切り替えが早い
文鳥は気持ちの切り替えが早く、自分のパートナーが出かけるときに寂しがっていても、出かけたことがわかると、歌の練習をしたり、羽繕いをしたりと、気持ちを切り替えて自分の時間を楽しむことができると言われています。
文鳥はとてもお利口な鳥で、自分がケージの外に出たくても、パートナーが他のことをしていて今は放鳥してくれないことがわかると、ケージの中で別のことをして過ごします。
◎文鳥は本当に寂しがらないの?
パートナーの帰りが遅くなったときに怒る文鳥がいたり、病気の文鳥が、パートナーが帰ってきたときに安心して息をひきとる事例があることから、帰りを待ちわびている文鳥がいることは間違いないと思います。
筆者と一緒に暮らす文鳥は、外出することが分かると怒ったり、寂しい声で鳴いて気持ちを伝えようとします。また、長めの外出から帰ってくると、とても嬉しそうな声で鳴きます。
以上のことから、すべての文鳥が留守番は平気というわけではない、というのが筆者の見解です。文鳥にとってパートナーと一緒にいられないのは寂しいもの。パートナーとの親密さにもよりますが、基本的に寂しがり屋だと考えてもよいと思います。
一途
文鳥はとても愛情深い動物です。パートナーと決めた相手と一生を添い遂げる一途な性格です。
パートナーに選ばれるかどうかは、フィーリングで決まります。
毎日のお世話をする人が選ばれるとは限らないので、パートナーに選ばれなくても落ち込むことはありません。あくまでもフィーリングです。
もし文鳥にパートナーとして選ばれたら、たくさんの愛情を注いであげましょう。パートナーとの関係が良いと、文鳥は幸せな一生を送ることができます。
やきもち焼き
文鳥のパートナーと仲良くする人はみんなライバル。
特にオスの文鳥にその傾向が強く、パートナーを取られまいとかみついて攻撃してくることもあります。
例えライバルと思われていても、優しく接して敵意がないことを時間をかけて伝えてみましょう。きっとあなたのことを仲間と思ってくれるはずです。
まとめ
文鳥は怒りっぽくて、やきもち焼きな反面、とっても甘え上手。ツンデレなところも文鳥の魅力です。
自分より何倍も大きい人間にケンカを挑み、必死に生きている姿はなんともかわいらしく、逆に守ってあげなければいう気持ちにさせられます。