文鳥におすすめの果物、与えてはいけない果物
公開日 最終更新日 | 食・健康
文鳥に与える果物は、何でもいいわけではありません。
果物のなかには中毒を起こしてしまうものがあったり、与え方を間違えると体調を崩してしまう原因にもなります。
正しい知識を持って、果物を与えましょう。
食べられる果物
文鳥が食べられる果物はこちら。
各専門書に共通して、与えても大丈夫な果物として紹介されているのがこの3つです。
- 温州みかん(おすすめ)
- (種は中毒を起こすので取り除く) りんご
- (種は中毒を起こすので取り除く) いちご
与えてはいけない果物
文鳥に与えてはいけない果物はこちら。
各専門書に、与えてはいけない果物、注意が必要な果物として紹介されているものをすべて書き出します。
- 桃
- アンズ
- ビワ
- アボカド
- マンゴー
- キウイ
- パイナップル
- パパイヤ
- バナナ(脂質が多いためおすすめできない)
- スイカ(水分が多いため少量にとどめておく)
その他にも、与えると体に悪影響のある果物があるかもしれません。
確実に大丈夫な果物以外は、与えない方が無難です。
果物の与え方
農薬が付いたものを食べると、文鳥が死んでしまう可能性があります。
必ず良く洗い、念のため農薬が付いている可能性のある表面部分は避けて与えます。
また、果物を毎日与えるのは体に良くありません。
与えすぎは糖分の過剰摂取になったり、水分のとりすぎで下痢になったり、体が冷えたりします。
週に1回、適量を与えるのがよいでしょう。
与えたあと、しばらく水分の多いフン(下痢便)をしているようなら、与えすぎです。果物によって量を調整しましょう。
また、完熟していない果物は、毒性がある可能性があるため、完熟しているものを選んでください。
文鳥にとって、果物は嗜好品です。
主食がペレットであれば、栄養の面で必ず食べなければいけないものではありません。
また、シードが主食の場合でも、副食として野菜やビタミン剤を与えていれば必要な栄養は補給できます。
果物の栄養面での必要性はそれほど高くはありませんが、食べられるものが増えることは、選り好みをする文鳥にとっては良いことです。
まとめ
果物を与える場合は、温州みかん、りんご、いちごから選びましょう。与える前によく洗い、りんごといちごの種は毒なので必ず取り除きます。
果物は必ず与えるべき食べ物ではありませんが、果物が大好な文鳥も多いです。週に1回のご褒美として与えると、とても喜んでくれます。