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筆者 SUZUKI

筆者 SUZUKI

1羽の白文鳥をお迎えしたことをきっかけに、文鳥の生態や飼育の知識を勉強。現在2羽の文鳥と暮らしている。
「文鳥事典」の記事は、専門書による知識と、文鳥との実体験をもとに作成しています。「文鳥事典」で知識を得ることで、人間と文鳥が幸せに暮らすお手伝いができれば幸いです。
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参考書籍

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文鳥の2羽目をお迎えしたときの我が家の記録

公開日  最終更新日  | 知識

文鳥の2羽飼い

文鳥の2羽目のお迎えを考えている方にとって、先住の文鳥とうまくやっていけるのか心配ではないでしょうか。
相性が悪く、ケンカばかりだと、お互いにストレスが溜まってしまい、お迎えしたことを後悔しないだろうか⋯、先住の文鳥は寂しい思いをしないだろうか⋯、文鳥同士で仲良くなってしまい人間に懐かなくなってしまわないだろうか⋯、など悩みの種は尽きません。
私自身、お迎えする前は本当に悩みました。私と同じような悩みを持っている方に少しでも参考になればと、我が家で2羽目をお迎えしたときの文鳥たちと人間の記録をご紹介します。

我が家の文鳥と人間の相関図

まずは、我が家の先住の文鳥(1号)と人間との関係を相関図でご紹介します。


お迎え前の文鳥と人間の相関図

1号はお迎えして3年の白文鳥です。
1号は私(筆者)のことをパートナーに選んでくれました。1号にとって筆者の妻は、同居する仲間、みかんをくれる人と思っているようです(たまに甘えたくなる存在みたいで妻にもよく馴れています)。
この我が家に1羽のシルバー文鳥(2号)をお迎えしました。2号は生後30日くらいの幼鳥で、ちょうど、いろんなことを覚え始める学習期の真っ最中でした。

2羽目をお迎えしようとした経緯

そもそも、2羽目の文鳥をお迎えしようと考え始めたのは、次のような気持ちの変化があったからでした。

我が家は夫婦二人とも働いているため、1号が留守番をする時間はどうしても長くなります。これまで1羽飼いということもあり、人間にとてもよく馴れ、深い信頼関係を築いてきましたが、仕事に出かけることが分かると、週に何度かキューキューと寂しそうな声で鳴くようになりました。

そもそも、文鳥は気分の切り替えが早く、留守番が得意なイメージがありましたが、すべての文鳥に当てはまるのかは正直なところ分かりません。次第に、できるだけ寂しい時間をなくしてあげたいという思いが芽生え始めました。
ただ、それだけで2羽目をお迎えするのは安直な考えです。2羽目をお迎えをすることが、1号にとって本当に幸せなのか分からないからです。そして何よりも1号のためという考えは、新しく迎える2号を不幸にしてしまいます。
文鳥の寿命が尽きるまで、毎日2羽に対してこれまでと同じように愛情を注ぎ、文鳥たちのために時間を割くことができるのか自分に問いました。

文鳥は一緒に生活している仲間、特にパートナーと一緒にいると安心します。そして、静かな部屋で1羽でいることに多少なりとも不安を感じると言われています。
家族が多いことは、1号ばかりではなく、これから迎える2号にとっても、安心できる環境を作れるのではないかと思い、1年ほど悩んだ末に、2羽目をお迎えすることにしました。
文鳥同士が最悪の相性だったときは、別々に放鳥することも視野に入れての決断でした。

2羽目をお迎えしたときの1号のリアクション

先住の文鳥のリアクション

2号をお迎えして約1か月間は、別々に放鳥しました。もちろん、ケージも別々です。
もともと2号は人間には馴れていましたが、新しい飼い主にも馴れてもらいたいのと、お迎えしたばかりの文鳥は感染症を持っている可能性があるため、しばらくは1号と別々に放鳥して接触させないようにしました。

※2号をお迎えをしたとき健康診断を受けて問題はありませんでしたが、10日後に感染症にかかっていることが分かりました。ここでは、その話は割愛します。


1号は2号のことが気になるらしく、2号のケージの前に行って様子を見ていました。
2号については、始めは新しい環境に慣れることに必死で1号のことはそれほど気にしていませんでしたが、少しずつ1号を意識するようになります。
1号が近づくと、2号は求愛ダンスを踊るようになりました。1号はそれを見て頭を低くしてじっと見ています。もしかすると相性がいいのでは?と希望が湧いてきました。


2羽目をお迎えした直後の文鳥と人間の相関図

1か月後、一緒に放鳥してみる

2号をお迎えしてから1か月後、いよいよ一緒に放鳥することにしました。
これまでケージ越しには、求愛ダンスを踊るなど、仲が良さそうに見えましたが、実際に対面するとどうなるのか様子を見ることにします。

なんと、放鳥してすぐにケンカを始めてしまいました。1号は友好的に2号に近づくのですが、2号は1号の脚を噛んだり、追い払おうとします。1号は次第に2号が近づくと攻撃されると思って、逃げるようになります。あまりにも強く噛んで攻撃してくるときは、1号を守るために強制的に2号をケージに戻しました。
2号は学習期の真っ最中で、いろんなものを突いたり噛んだりします(人間の首元や手や足も、結構な強さで噛んできます)。いろんなことに興味を持ち、自我が芽生え始めていることも、ひとつの原因なのかもしれません。

文鳥の2羽目をお迎えしたときの喧嘩

ケンカをするもうひとつの原因として考えられたのが、ご飯の奪い合いと、縄張り争いです。
我が家では、放鳥中にペレットが入った容器をテーブルの上に1つ用意して、ケージに戻らなくてもご飯が食べれるようにしていますが、これがケンカの原因になることが分かりました。2号がご飯を食べているときに、1号が近づいてきてケンカに発展することが多いため、ご飯と水の容器を2つ用意しました。それでもケンカを始めたときは、1羽をもう一方の容器の方に誘導して争わないように仕向けたところ、ケンカの回数を減らすことができました。
また、人間の手に2羽同時に止まっているときに、縄張り争いなのか2号が1号の脚を噛んで攻撃をします。そんなときは、お互いを引き離して仲裁しました。


文鳥の求愛ダンス

でも、人間から離れたところで2羽でいるときは、求愛ダンスをお互いに踊っているので、仲が良いのか悪いのかよく分からない状態です。
もしかすると2号は1号が嫌いではなく、学習期にありがちな攻撃的な行動がうまくいかない原因なのかもしれないと考えるようになります。
もしくは、新入りの2号は新しい環境で自分のポジションを築こうとして、一生懸命に頑張っているのかもしれません。

このような状態が10日ほど続きましたが、やがて関係性に変化が現れるようになります。

ついに1号が反撃

文鳥の反撃

1号は、これまで脚を噛まれそうになると逃げたり、ケンカも控えめにしていましたが、自分のケージの中に2号が入ろうとしたり、人間の側で甘えているときに2号に邪魔されそうになると、反撃するようになりました(1号が勝つことが多い)。
これまで2号は一方的に攻撃していましたが、攻撃されることが分かると、1号に対する攻撃の回数が減りました。もしかすると1号は、自分も反撃することで、一方的に攻撃を受けるだけの今の関係性を変えようとしたのかもしれません。

一緒に放鳥を始めて1か月が経つ頃には、人間の腕に2羽同時に止まってもケンカをしないことが増えました(それでもケンカはしますが⋯)。
少なくとも、2羽の関係性に変化が見られるようになりました。

2号は1号のことが大好きに

2羽の文鳥が一緒に遊ぶ

一緒に放鳥を始めて2か月後には、2号は1号に対して攻撃をしなくなり、ケンカの回数がだいぶ減りました。ケンカの原因にも変化があって、くちばしで1号を軽くツンツンちょっかいを出して怒られたり、1号の近くに急に飛び移ってびっくりさせて怒られたりと、遊びの中での自然なケンカになったような気がします。
一方が食事中のときは、気を遣ってなるべく近くに寄らないようにしたり、ケンカをしない距離間も覚えたように感じます。
2号は1号のことが大好きなようで、放鳥中はいつも1号のところを付いて回っています。1号にとって2号は初めての文鳥の仲間で、仲良くなりたい気持ちは少しありますが、2号はパートナーではないため、付きまとわれることにストレスを感じているようです。

2号は男の子?

オスのシルバー文鳥

お迎えをした当初は2号の性別は分かりませんでしたが、一緒に生活していくうちにオスの傾向が強く現れていることに気づきました。
体格は1号よりも少しだけ小さいですが、求愛ソングを頻繁に歌うようになったり(1号の歌を真似している)、くちばしの形が盛り上がって厚みが出てきたり、アイリングやくちばしが鮮明な赤色に変化したり、オスの特徴が見られるようになりました。ほぼ間違いなく2号はオスだと思われます。
オス同士は相性が悪いとケンカが絶えないと思いますが、縄張り争いをしないよう、当然ですがケージを分けてお互いのプライベートスペースを用意してあげたり、放鳥中はケンカになりそうな原因をできるだけ取り除いてあげたりして、良い関係を築けるようサポートしました。

1号と2号の接し方で人間が気を付けたこと

2羽目のお迎えで注意をしたこと

文鳥の2羽目をお迎えするときに、文鳥との接し方で一番気を付けたことは、2羽とも同じ愛情を注ぐようにしたことです。
新しくお迎えした2号に興味が集中しがちですが、先住の1号は寂しい思いをしてしまいます。特に我が家の場合は、1号と筆者はパートナーのため、筆者が2号を可愛がっている姿を見ると、1号は不快に感じると思います。
だからといって、2号に無関心でいるわけにもいきません。優しい文鳥に成長してもらうために、1号と同じように愛情を注いでいきたいと思っています。
そこで、放鳥時は2羽とも同じようにかわいがり、放鳥の終わりに2号を先にケージに戻して、1号だけを甘えさせたり、話しかける時間を作って、少しだけ触れ合ってからケージに戻すようにしました。2号が我が家に来ても、1号とは変わらずパートナーであることを伝えるためです。
1号と筆者だけの時間を作ることに効果があるか分かりませんが、少しでも1号が安心してくれたらいいなと思っています。


2羽目をお迎えして落ち着いたきたときの文鳥と人間の相関図

2羽飼いのまとめ

2羽飼いの結果

2羽目をお迎えすると、文鳥同士で仲良くなって、これまでベタ馴れだった1号が人間と距離を置くようになるかもしれないと思いましたが、我が家の場合は、これまでと変わらずに人間に甘えてくれました。
2号も、1号と一緒に放鳥するようになっても、これまでと同じように人間に甘えてくれます。
これまで、できるだけ愛情を注いできたつもりでしたが、もしかすると文鳥たちがその気持ちに応えてくれたのかもしれません。

2羽目をお迎えしてから、2か月ほど経って気付きましたが、私たち夫婦が仕事で出かけるときに、1号が「キューキュー」と寂しがる鳴き声をほとんど聞かなくなりました。2号がいることで寂しくなくなったのかは分かりませんが、留守番の不安が少し軽減されたのかもしれません。

ただ、1号はパートナーである筆者とゆっくり触れ合う時間が少なくなったので、寂しさやストレスを感じているかもしれません。これからも試行錯誤しながら文鳥との接しかたを考えていきたいと思います。

今後、2羽と人間の関係性に変化があったときには、また報告します。

知りたいことを選ぶ

筆者 SUZUKI

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1羽の白文鳥をお迎えしたことをきっかけに、文鳥の生態や飼育の知識を勉強。現在2羽の文鳥と暮らしている。
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分からないことの答えが、すぐに見つかる文鳥サイトを目指しています。

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